麻雀と読書生活と

日本プロ麻雀協会のD2リーガーのブログ

2017/05/01 関西CRと身辺のお話

 

 おはようございます。月が変わって、5月が始まりました。

 テレビを見ると、新社会人が初任給をもらい、もうそんな時期かと遠い目をしております。

 さて、GWも始まり、世の社会人の皆様は、羽を伸ばしに伸ばし、しっぽを出しに出していることかと思いますが、僕は怒涛の連勤地獄……頑張っていきたいと思います。

 

 

〇関西チャンピオンロードのお話

 

 関西チャンピオンロードに出場してきました。

 新人たる僕は、リーグ戦に次ぎ、二度目の公式戦……。緊張のあまり睡眠浅く、じっとしていられない性分でもありますから、予定よりも三十分早く出発し、大会会場周辺で時間を潰す次第。

 さて、受付を済まし、いざ対局。記念すべき第一回戦。起親をもらい、今日の調子は良さそうか……と思いきや、いきなり8000点が他家から飛び出し、またたくまに親流れ。

 今回のルールでは、各1枚ずつが入っているので、満貫なんて余裕のよっちゃん和了平均打点が3.5翻くらい。開幕から、高い打点での殴り合いのスタート。

 殴り殴られ、時にはかわし、オーラストップとの差9000点余り。トップがラス親なので、なんとしてもこの局で決め切らなければ、2位のまま終わってしまう! しかも、3着との点棒も近い!

 そして14巡目、ようやく聴牌。1-4s聴牌。さすがに聴牌即リー。ツモれば逆転……というところで、いきなり出てくる高め4s(タンヤオ)。このまま和了ってしまうと、リーチ一発タンヤオドラ1で、値段が足りない……。けれど、ツモも残り2回しかない……。どうしよう……。

 迷った挙句、前に倒す手牌。奇跡的に裏が2枚乗ってくれないかしらと願うも、裏ナシ。結局、+16ポイントの決めきれず2着。なんだかなぁ……。

 このオーラス、僕は迷った末に出和了を決意したのですが、他の方はどうしてたんでしょうか……。状況をまとめると、以下の通り。

 

 オーラス0本場、南家。トップ(東家)との点差、9000点余り。3着との点差4000点前後。

 14巡目、高めタンヤオ1-4s聴牌。手には赤ドラ1枚。対面の3着が、索子を三副露で、索子高し。

 

 たぶん、さすがにほとんどの人はリーチ打つものと思います。リーチ打たないと、4sツモっても、1000-2000でトップ取れない和了になっちゃいますから。が、問題は、リーチ後一発で下家から出てきた、4sを出和了取るか否か。

 ツモは残り2回。しかも、対面が索子染め聴牌くさい(実際は、一向聴だったらしいんですが)。仮に混一ドラ1でも、リー棒出しちゃった時点で、横移動でも着順が変わってしまう。

 僕の中では、やっぱり出和了して、裏が2枚乗るのをお祈りする、が正解だと思ったんですが、みなさんはどうなんでしょう……。

 

 

 そして、二回戦、三回戦と続く対局。一回戦目の、決めきれずが影響しているのか、二回戦3着、三回戦2着という、波風立たない結果……。

 が、ひとまずベスト16位以内にギリギリ滑り込む。そして望む四回戦。

 この時点で、ベスト8位以内に進もうと思ったら、トップ条件、かつ、同卓者の中で最も点棒を持っている人を3位以下に沈めないといけない、という結構厳しめのもの。

 幸先よく、またも起親を頂き、配牌を開く。

 なんと、配牌にして、赤ドラ1枚と本ドラが2枚。そして、かなり遠いところとはいえ、一通が見える!

 これは倍満まで狙えるぞ……と思って、前のめりになりすぎたところを、5200放銃で刈り取られ、あえなく親流れ……。

 その後も、特に何事もなく結果は3着……。やっぱりなんだかなぁ……。

 

 

 ちなみに、優勝者は、関西本部長、一北プロ。おめでとうございます!

 

 なお、今回の関西CRの観戦レポートを、高見プロが執筆されるそうなので、そちらもぜひご覧ください!

 

 最後に、本大会で、同卓させてもらえた、協会プロの方、一般参加の方、ありがとうございました! Twitterもフォローしてもらえたようで、うれしい限りです。